シェアハウス会社破産へ 資金の流れ解明が焦点

 シェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営に失敗して経営破綻した不動産会社スマートデイズ(東京)は18日、東京地裁から民事再生法の適用申請が棄却されたと発表した。破産手続きに移行する。

 スマートデイズはシェアハウスの入居者を保護するために9日に民事再生法の適用を申請したが、物件所有者の一部は財産隠しなど不正の有無を追及するために破産手続きをとるべきだと主張していた。今後は破産管財人の管理下で資金の流れが解明されるかが焦点になる。

 スマートデイズは12日に開いた説明会で、25日ごろには各物件の電気など生活インフラが止まる恐れがあると説明していた。


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