福島の会社でも技能実習生が除染 ベトナム人3人、入管が実態調査

 外国人技能実習生として来日したベトナム人男性が、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染作業に従事していた問題で、福島県郡山市の建設会社でもベトナム人実習生の男性3人に除染作業をさせていたことが18日、関係者への取材で分かった。技能実習制度の趣旨にそぐわない除染の事例が他にもある可能性があり、法務省入国管理局が実態調査している。

 実習生を支援する全統一労働組合(東京)によると、3人は2015年7月に来日。郡山市の建設会社で実習生として、16〜18年に同市や福島県本宮市で除染作業に当たった。


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