ボクシング比嘉の試合は実施決定 体重超過で王座剥奪

当日計量するWBCフライ級の比嘉大吾。54・7キロで、オーバーした場合は試合中止になる55・3キロを下回った=15日午前、東京都文京区

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が体重超過で王座剥奪となった問題で、15日に予定されていたクリストファー・ロサレス(ニカラグア)との試合(横浜アリーナ)が実施されることが15日、決まった。東京都内で公開で行われた比嘉の当日計量は54・7キロで、設定された55・3キロを下回った。

 ロサレスが勝てば王座獲得。引き分けか負けなら王座は空位となる。比嘉は16試合連続KO勝利の日本新記録が懸かる。

 比嘉は14日の前日計量で同級制限体重を900グラムオーバーする51・7キロで、世界戦に出場する日本選手初となる計量失敗を犯した。


  • LINEで送る