円高株安、原油高が進行か シリア攻撃で週明け市場

東京証券取引所

 米英仏3カ国がシリアへの軍事攻撃に踏み切ったことを受け、週明けの東京市場でリスク回避の円高株安、原油高が進行しそうだとの見方が14日、市場関係者の間に広がった。

 野村証券の木下智夫チーフ・マーケット・エコノミストは「中東での緊張感の高まりが投資家心理を冷え込ませ、円高株安の流れにつながる」と見通す。シリアのアサド政権の後ろ盾となっているロシアの反発を予想し「今後のロシアの対応によっては先行きに対する不透明感が強まり、株価に一層の下押し圧力がかかる」と懸念を示した。 


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