2018年4月14日 17:44 | 無料公開
雨が強まり、霧がかかった大分県中津市耶馬渓町の山崩れ現場=14日午後4時4分
住宅に土砂が流れ込み2人が死亡、4人が不明となった大分県中津市の山崩れ現場の捜索活動は、雨が強まり視界も悪化したため、14日午後4時すぎに中断した。県は二次災害に備え、地盤伸縮計や雨量計を設置。避難勧告が長期化する可能性があることから、避難者に県営や市営の住宅を提供することを決めた。
県によると、午前中から雨が降り始め、午後3〜4時に1ミリの雨を観測した。現場では大粒の雨の中、自衛隊などの重機が巨岩の周りの土砂を掘り進めたが、作業を中断した。15日午前8時の捜索再開を見込んでいる。
住宅の提供は、避難勧告が出ている10世帯26人が対象。。