2018年4月14日 11:46 | 無料公開
満開の桜の脇を連なって移動する、「春の高山祭」の豪華屋台=14日午前、岐阜県高山市
飛騨地方に春の訪れを告げる国の重要無形民俗文化財「春の高山祭」が14日、岐阜県高山市で始まった。15日までの2日間、細やかな木工彫刻や金箔細工が施された11台の豪華屋台が、古い町並みが残る旧高山城下町を華やかに彩る。
桜の花が舞う中、それぞれの蔵から屋台が運び出され、通りを埋め尽くした観光客がしきりにカメラやスマートフォンのシャッターを切った。
市中心部の広場に立ち並ぶ屋台の上では、糸で操られた人形が舞い踊る「からくり奉納」が披露された。夕方からの「夜祭」では、約100個ずつのちょうちんをともした屋台が町を練り歩く。