交番施錠し逃走、警官射殺事件 発覚逃れか、滋賀

井本光巡査部長(滋賀県警提供)

 滋賀県彦根市の交番で井本光巡査部長(41)が射殺された事件で、警察官が現場に到着した際、交番が施錠されていたことが13日、県警への取材で分かった。殺人容疑で逮捕された同僚の巡査の男(19)が発覚を遅らせようとした疑いがある。

 巡査が逃走中に、家族に電話し事件について伝えていたことも捜査関係者への取材で判明。県警が足取りを調べている。

 県警によると、事件は11日午後7時47分ごろ、巡査と指導役の巡査部長が2人で勤務している最中に発生。約4キロ離れた田んぼに突っ込んだパトカーが見つかり、通報を受けた彦根署員が同8時45分すぎ、交番に駆け付けた。


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