札幌の温泉街に恒例のこいのぼり 400匹、こどもの日に向け

札幌市の定山渓温泉に春を告げる「渓流鯉のぼり」。約400匹のこいのぼりが街を流れる豊平川の上で舞った=13日

 札幌市の定山渓温泉街で、こどもの日に向けた恒例行事「渓流鯉のぼり」が14日に始まるのを前に、約400匹のこいのぼりが13日、街を流れる豊平川の上に飾られた。

 使わなくなったこいのぼりを家庭から譲り受け、今年で32回目。5月6日まで。山肌や川岸に雪が残る中、川の両岸にあるホテルの間に約100メートルのワイヤを4本張って飾った。観光で訪れた同市の内田達男さん(68)は「最近は大きなこいのぼりを見かけなくなった。見応えがあります」と笑顔だった。


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