2018年4月12日 18:05 | 無料公開
山形、山梨両県で女性3人に性的暴行を加えたとして、強姦致傷などの罪に問われたNHK山形放送局の元記者弦本康孝被告(29)=懲戒免職=の裁判員裁判公判が12日、山形地裁(児島光夫裁判長)であり、被害女性の1人が証人尋問で「長く刑務所に入ってほしい。犯人がいる社会で生きていたくない」と厳罰を訴えた。
女性は2014年10月に山梨県内の自宅で襲われた際、口にストールを押し込まれ、写真を撮られたと証言。被告が過去に自分を取材した記者だと知ったときの気持ちを裁判員に問われると「とても腹立たしく悔しい。普通に話していた自分が嫌になる」と述べた。