2018年4月10日 09:21 | 無料公開
9日、米ホワイトハウスで発言するトランプ大統領(AP=共同)
【ワシントン共同】シリアの首都ダマスカス近郊の反体制派主要拠点、東グータ地区で化学兵器が使用された疑いについて、トランプ米大統領は9日午前(日本時間10日未明)の閣議で「24〜48時間以内に重大な決断をする」と表明した。その後の軍高官との会合では「強力な報いを受けるだろう」とも述べ、アサド政権への軍事攻撃を強く示唆した。
国連安全保障理事会で9日開かれた緊急会合でも、米国はアサド政権の後ろ盾のロシアを非難。ヘイリー米国連大使は、米国単独での強硬措置も辞さない構えを示した。