2018年4月8日 09:25 | 無料公開
シリア・東グータ地区のハムリヤに広がる廃虚=3月21日
【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)は8日、シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派の主要拠点、東グータ地区ドゥーマに対する7日の空爆後、市民21人が窒息などの症状を示し死亡したと明らかにした。主に反体制派地域で救助活動を行うシリア民間防衛隊(ホワイトヘルメッツ)などは塩素ガス弾が使われた疑いがあり、49人が死亡したと発表した。
トランプ米大統領は8日、ツイッターで「愚かな化学(兵器)攻撃で女性や子どもを含む多数が死亡した」と指摘。「大きな代償を払うべきだ」と強調してシリアのアサド大統領を批判した。