大飯原発4号機、8日に燃料装填 関電、5月再稼働へ

 関西電力は7日、大飯原発4号機(福井県おおい町)の原子炉への核燃料装填作業を8日から始めると発表した。11日までの4日間で計193体を入れ、5月中旬の再稼働を目指す。

 関電によると、装填後は、約1カ月かけて原子炉容器の組み立てや、非常用ディーゼル発電機の検査などを進める。

 3月14日に再稼働した3号機はフル出力で試運転を続けている。今月9〜10日に原子力規制委員会の最終検査を受け、問題がなければ営業運転に移行する。

 関電は当初、3号機を1月、4号機を3月に再稼働させる計画だったが、神戸製鋼所の製品データ改ざん問題を受けて2カ月延期した。


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