民進代表、新党構想に理解要請 「民主主義の危機。今しかない」

松山市で開かれた民進党会合であいさつする大塚代表=7日午前

 民進党の大塚耕平代表は7日、松山市で開かれた党会合で、自身が提案する旧民進勢力の新党構想に重ねて理解を求めた。森友学園問題を巡る決裁文書改ざんや陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽といった公文書問題に触れ「民主主義の危機だ。だからこそ、新党は今しかないという判断で(他党に)呼び掛けた」と述べた。

 希望の党は9日に両院議員懇談会を開いて、新党結成に向けた議論を開始する予定。大塚氏は会合後、記者団に「(希望は)大半が元民進議員だ。国民生活や地域、民主主義を守るという点に賛同してもらい、多くの方に結集してほしい」と期待を表明した。


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