2018年4月5日 21:13 | 無料公開
棋王戦予選で勝利し、笑顔で対局を振り返る藤井聡太六段。2018年度最初の対局を白星で飾った=5日夜、大阪市の関西将棋会館
将棋の最年少プロで、4月から高校生の藤井聡太六段(15)は5日、大阪市の関西将棋会館で指された棋王戦予選で古森悠太四段(22)を破って2018年度、最初の対局を白星で飾った。
3月には名古屋大教育学部付属中学校(名古屋市)を卒業、中高一貫校の同付属高校に通う。今後は高校生との両立で、最年少タイトル挑戦など高みを目指す。
17年度は最多の29連勝を成し遂げ、全棋士参加の棋戦で最年少優勝を果たした。さらに記録全4部門(勝率、勝利数、対局数、連勝)で1位を獲得、日本中を沸かせる活躍を見せた。