星野仙一氏悼み「77」でプレー 楽天、本拠地開幕戦で

8回、マウンドの岸(左から2人目)のもとに集まる楽天ナイン。この試合は全員が星野仙一元監督の背番号「77」をつけた=楽天生命パーク

 プロ野球楽天は3日、1月に死去した星野仙一元監督を悼み、仙台市の楽天生命パーク宮城で行われた日本ハムとの本拠地開幕戦で、梨田昌孝監督やコーチ、選手全員が永久欠番となった星野氏の監督時代の背番号77をつけて戦った。

 球場には献花台が設置されたほか、半旗が掲げられ、マウンドにも77の数字が描かれた。試合は投手戦の末に0―2で敗れた。梨田監督は「いい野球ができなかった。(星野氏が)『しっかりせい』と言っていると思う」と申し訳なさそうに話した。

 試合前には1分間の黙とうが行われた。星野氏と親交が深かったシンガー・ソングライターの小田和正氏が始球式に臨んだ。


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