ひょっこりでパワーを圧倒 映画「ダンガル」PR

インドの俳優アーミル・カーンのパネルを挟んで、お笑い芸人のなかやまきんに君(左)とひょっこりはん=3日、東京都内

 お笑い芸人「ひょっこりはん」が、東京都内で開かれた映画「ダンガル きっと、つよくなる」(6日公開)のPRイベントに登場した。物陰から真面目な顔をひょっこりと出すネタが人気急上昇中で、タンクトップ芸人の先輩にあたる「なかやまきんに君」の「パワー!」も圧倒していた。

 インドのスター俳優アーミル・カーンが鍛え上げたタンクトップ姿を見せる作品にちなみ、タンクトップを衣装にする2人が招かれた。

 「20年以上、着ていますので」と語るきんに君に対し「僕はまだ2年。ルーキーです」と遠慮がちなひょっこりはん。だが、手にしたポンポンの横から「はい、ひょっこりはん」と顔を出して会場を爆笑させるなど、芸の勢いでは上回った。

 「長袖を着てほしい」と警戒感をあらわにしたきんに君。だが、直後に「タンクトップを着なくなったら、つながりがなくなり、僕が呼ばれなくなる」と、自身の“バーター(抱き合わせ)”の立場を自覚し、慌てて発言を撤回する始末。

 ひょっこりはんが「真顔でもちょっと力を抜いて、若干だらしない」のが受けるポイントだと説明すると、自分のネタにも取り入れようとしたが、案の定、力は入りっぱなしで、後輩芸人から「ガッチガチじゃないですか!」と突っ込まれていた。


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