消防本部から車で医師出動、岐阜 全国初、救命率向上目指す

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 岐阜大病院は2日、岐阜市と連携し、消防本部に待機させた医師が救急現場に出動する「ドクターカー」事業の運用を始めた。医師を直接派遣できるため、通常より早い医療行為が可能となる。市消防本部によると、全国初の事業で「救命率の向上を目指す」と話している。

 午後2時49分に119番を受け、医師が通報内容を確認し、ドクターカーの初出動を決めた。サイレンを鳴らし、腹を打った岐阜市の高齢男性の自宅に急行。救急車に乗せた男性を病院に到着するまでの間、医師が治療に当たった。

 同病院の小倉真治・高次救命治療センター長は「初動がうまくいき、出だしとしては合格点」と評価した。