トランプ人事に疑問集中 更迭長官、政権の説明否定

1月、ホワイトハウスでトランプ米大統領と話すシュルキン氏(右)(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権で退役軍人長官を務めたシュルキン氏は1日、自身が辞任したとするホワイトハウスの説明を全面否定し、トランプ大統領から突然解任されたと主張した。後任長官に起用された大統領専属医のジャクソン氏は行政経験が乏しく、トランプ氏の人事に疑問が集まっている。

 ホワイトハウスは3月28日にシュルキン氏の更迭を発表した際、辞任か解任か明らかにせず、数日後に「シュルキン氏は辞任した」と説明した。

 これに対し、シュルキン氏は4月1日放送のCNNテレビとNBCテレビのインタビューで「辞表は出しておらず、その予定もなかった」と反論した。


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