働き方法案6日にも国会提出 野党は対案、対立激化

働き方改革関連法案ポイント

 政府が今国会の最重要課題と位置付ける働き方改革関連法案について、4月6日に閣議決定し国会提出する方向で調整していることが29日、分かった。政府案に強く反対する野党側は、規制を強化する独自案を提出する構えで、激しい対立が予想される。

 自民党は同日午前、厚生労働部会などの合同会議を開き、法案の内容を了承した。来週中には公明党でも了承され、与党政策責任者会議で手続きが終わる見通し。厚労省幹部は取材に「早ければ4月6日に提出したい」と述べた。

 野党の強い反発が予想されるため、審議入りの時期は見通せない。今後も6月20日の会期末をにらんだ攻防が続きそうだ。


  • LINEで送る