熊本の赤ちゃんポスト運営を評価 慈恵病院理事長が受賞

ヘルシー・ソサエティ賞を受賞した慈恵病院の蓮田太二理事長(左から2人目)ら。他の受賞者は(左から)大沢真木子氏、(1人おいて)山元香代子氏、和田行男氏=27日(主催者提供)

 人々のために奉仕した活動をたたえる「ヘルシー・ソサエティ賞」に、「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を国内で唯一運営する慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長ら4人が選ばれ、27日に授賞式があった。

 慈恵病院は07年に、親が育てられない赤ちゃんを匿名で受け入れる施設を開設。16年度までに130人を受け入れ、蓮田氏は開設時から運営に携わった。

 他の受賞者は、東京女子医大の大沢真木子名誉教授、ザンビアで患者を診察したNPO法人「ザンビアの辺地医療を支援する会」の山元香代子副理事長、認知症高齢者の生活の質の向上を目指す「大起エンゼルヘルプ」の和田行男取締役。


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