2018年3月27日 19:21 | 無料公開
厚生労働省は27日、2月に実施された看護師国家試験で、経済連携協定(EPA)に基づきインドネシア、フィリピン、ベトナムから来日した看護師候補者78人が合格したと発表した。合格率は過去最高の17・7%だった。
計441人が受験した。合格者の内訳はインドネシアが29人、フィリピンが31人、ベトナムが18人。EPAによる受け入れは2008年に始まり、これまでの合格者は計344人となった。
日本人を含む看護師試験全体の合格率は91・0%。外国人の候補者には、試験時間の延長や試験問題の漢字に振り仮名を付けるなどの特例措置がある。