鶴竜撃破の栃ノ心が殊勲賞 魁聖が敢闘、遠藤は技能

三賞の受賞力士。(左から)殊勲賞の栃ノ心、敢闘賞の魁聖、技能賞の遠藤=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所千秋楽の25日、三賞選考委員会が開かれ、優勝した横綱鶴竜を12日目に破った関脇栃ノ心が2場所連続2度目の殊勲賞に輝いた。

 敢闘賞は東前頭6枚目で初日から9連勝するなど優勝争いに加わり、12勝を挙げた魁聖が2012年名古屋場所以来3度目の受賞。東前頭14枚目の勢は千秋楽に魁聖に敗れ、11勝4敗ながら5度目の受賞を逃した。

 東前頭筆頭で2大関を倒して9勝6敗の遠藤は左四つの型が評価され、16年秋場所以来2度目の技能賞を獲得した。


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