2018年3月25日 23:33 | 無料公開
ラストランとなったJR北海道の特急「旭山動物園号」=25日午後、旭川駅
動物のイラストをあしらった内外装で家族連れなどの人気を集めたJR北海道の特急「旭山動物園号」(札幌―旭川)の運行が25日、終了した。同日午後に旭川駅であったセレモニーでは、旭山動物園の坂東元園長や家族連れたちが別れを惜しんだ。
JR北海道によると、旭山動物園号は2007年から行楽シーズンの臨時特急として運行、約32万7千人が乗車。車両は旧国鉄時代のもので、約30年以上が経過し、老朽化が進んだため廃車が決まった。
内外装のイラストは、旭山動物園の飼育係だった絵本作家あべ弘士さんが担当。「極寒の銀世界」や「草原のサバンナ」など車両ごとに異なるテーマで描いた。