2018年3月24日 10:05 | 無料公開
23日、ケニアの首都ナイロビで日本のNGOが開いた結核予防の啓発イベント。大だこが披露された(共同)
【ナイロビ共同】24日の世界結核デーを前に、ケニアの首都ナイロビの貧困地区カンゲミで23日、日本のNGOが結核予防の啓発イベントを開き、地元小学生千人以上がたこ揚げをしながら、手洗いやうがいの大切さを学んだ。
主催したのは、世界の貧困問題などに取り組む「日本リザルツ」。カンゲミ地区で結核の検査施設の建設などに携わっている。この地区では、住民1万人当たり100人以上が結核患者で、結核がまん延しているケニアでも特に多いという。
「結核をなくそう」と書いた小さな紙のたこを各自が作ってグラウンドを走り回ったほか、約3メートル四方の大だこが披露された。