2018年3月21日 22:01 | 無料公開
21日、ナイジェリア北東部ヨベ州ダプチで解放された女子生徒ら(ロイター=共同)
【ナイロビ共同】ナイジェリア北東部ヨベ州ダプチで2月にイスラム過激派ボコ・ハラムが学校を襲撃し女子生徒110人を拉致した事件で、同国政府は21日、101人が解放されたと発表した。AP通信などが報じた。
ボコ・ハラムの戦闘員らが21日未明、トラックで生徒らをダプチに連れてきて「(生徒たちが)気の毒だから解放する。二度と娘たちを学校に通わせるな」と住民に言い残し、立ち去った。
ナイジェリア政府当局者は報道陣の取材に「身代金は支払っていない」と述べた。解放された生徒によると、生徒5人が2月に連れ去られた際に死亡したという。