日台が尖閣周辺操業ルール見直し トラブル多発、エリア区切る 

 【台北共同】沖縄県・尖閣諸島周辺の漁業権を巡り、日本と台湾の当局者らが操業ルールを話し合う日台漁業委員会は、漁船間でトラブルが多い「八重山北方三角水域」などでの操業ルールを一部見直すことで合意した。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会などが17日、発表した。

 発表によると、双方がマグロ漁を行っている三角水域で、重ならないようエリアを区切ってそれぞれが操業する方式を4月1日から7月末まで試行。その後、改めて操業方法を検討するという。

 久米島(沖縄県)西方の「特別協力水域」についても、一部のルール変更で合意した。


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