米鉱工業生産1・1%上昇 2月、2カ月ぶりプラス 

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発表した2月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比1・1%上昇し、2カ月ぶりのプラスとなった。前年同月比では4・4%上昇した。米国の生産活動の堅調な拡大を示した形だ。

 生産指数は製造業が前月比1・2%上昇。電力・ガスは4・7%低下したものの、鉱業は4・3%上昇した。

 2月の設備稼働率は前月比0・7ポイント上昇の78・1%となり、2カ月ぶりに上がった。稼働率は2015年1月(78・1%)以来、3年1カ月ぶりの高水準。


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