2018年3月16日 10:39 | 無料公開
アンジェリーナ・ジョリーさん(UPI=共同)
【ジュネーブ共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使を務める米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは15日、内戦の発端となる反政府デモ発生から約7年となったシリア危機に関する声明を発表した。「数十万の罪のない生命が無意味な紛争で犠牲になった」として国際社会に改めて停戦と和平への努力を呼び掛けた。
ジョリーさんは、内戦により一般市民は「爆撃され、毒ガスにさらされ、包囲され、飢えに苦しみ、拷問され、すみかを追われている」と指摘。国連安全保障理事会のメンバー国を中心に停戦と和平の実現、恐ろしい人権侵害に対する裁きなど対応を求めた。