職員ストで国連会合開けず 異例、日本審査も延期に 

 【ジュネーブ共同】国連人権高等弁務官事務所の報道官は15日、ジュネーブにある国連欧州本部の職員のストライキにより16日の国連人権理事会の会合が開けなくなったと発表した。同日予定されていた日本の人権状況の審査に関する会合も18日以降に延期された。職員のストで国連の会合が開けないのは極めて異例という。

 関係者によると、職員組合は7・5%の賃金カット案に反発しており、抗議行動の一環としてストを実施するかどうかの組合員投票を15日に行い、圧倒的多数で実施を決めた。組合側は、ストは1日のみで19日からは平常通り勤務すると説明している。


  • LINEで送る