中国、3~5年で無人運転実現へ 百度会長が見通し 

中国のインターネット検索大手「百度」などが開発を進める無人運転バス=2017年12月、中国河北省(共同)

 【北京共同】中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)の李彦宏会長は15日、3~5年以内に一般公道での無人運転車を実用化するとの見通しを示した。中国政府も百度を中心とした自動運転の開発を全面支援しており、国際競争で中国が主導権を握る構えだ。

 李氏は国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の委員として、記者団の質問に答えた。

 百度は今年中に自動車メーカーと連携し、ハンドルや運転席のない小型バスの小規模な量産を始め、ほかの車が走行していない場所で運用する。2019年からは高速道路などでの自動運転を可能とする乗用車を生産する。


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