大飯3号機、14日夕に再稼働 4年半ぶり、新基準で6基目 

 関西電力は13日、大飯原発3号機(福井県おおい町)を14日午後5時に再稼働させると発表した。原発の新規制基準下での再稼働は4原発6基目。大飯3号機は2012年7月、当時の民主党政権が定めた暫定基準に基づきいったん稼働し、13年9月に定期検査で停止。運転は4年半ぶりとなる。営業運転開始は4月上旬の見込み。

 福井県内では、大飯原発から約14キロ西にある関電高浜3、4号機が昨年再稼働し、営業運転中。東京電力福島第1原発事故があった11年以来、初めて近接する複数の原発が同時に稼働することになるが、事故時の住民避難計画は同時事故を想定していない。


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