貴乃花親方、会場にまた姿現さず HPで説明「滞在厳しい」 

 大相撲の元横綱日馬富士による傷害事件の被害者、十両貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)は春場所2日目の12日、会場のエディオンアリーナ大阪に2日続けて姿を現さなかった。役員待遇委員の同親方は本来、役員室に常駐の必要がある。

 貴乃花親方は同日、部屋のホームページ(HP)を更新し「(貴ノ岩の状態を)担当医師等と連絡を取りながら慎重に見極めていく必要がございます。(会場に)常時滞在することは極めて難しい」と記し、日本相撲協会にこの旨を説明したと主張した。協会の春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は2日目の打ち出し後、連絡の有無に関し「ノーコメント」とした。


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