2018年3月12日 19:11 | 無料公開
【ヤンゴン共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは12日、ミャンマー西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族ロヒンギャが住んでいた村に、国軍が軍関連の施設を建設しているとする報告書を発表した。アムネスティは「難民の帰還がさらに難しくなる」と批判した。 アムネスティによると、目撃者の証言や衛星写真の分析から、軍が焼き打ちしたロヒンギャの村に、治安要員の駐屯地やヘリポート、道路などを建設していることが明らかになったという。建設は1月に始まったとみられ「速度は驚くべきものだ」とした。 アムネスティは「国軍が土地の収奪に関わっている」と非難した。