学士院賞に松村東大教授ら9人 諏訪東大教授にエジンバラ公賞 

 日本学士院は12日、優れた業績を上げた研究者に贈る日本学士院賞に、中世フランス語の辞書を編さんした松村剛東京大教授(58)や、生物の細胞内の成分濃度を調整するタンパク質の構造を明らかにした豊島近東京大教授(63)ら9人を選んだと発表した。2人には恩賜賞も贈る。

 生物種の保全に関わる研究者に隔年で贈る日本学士院エジンバラ公賞には、化石の発見などで人類の起源と進化の解明を進めた諏訪元東京大教授(63)を選んだ。


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