恵庭殺人事件、20日に再審可否 札幌地裁 

女性会社員が焼死体で見つかった事件の現場=2000年3月17日、北海道恵庭市

 北海道恵庭市で2000年、女性会社員が焼死体で見つかった事件で、殺人と死体損壊の罪で懲役16年が確定した元同僚の大越美奈子受刑者(47)が申し立てた第2次再審請求審について、札幌地裁(金子大作裁判長)が再審開始の可否を20日決定することが12日、分かった。通知を受けた弁護団が明らかにした。

 06年の確定判決によると、大越受刑者は00年3月、男性を巡るトラブルから恵庭市か千歳市周辺で橋向香さん=当時(24)=の首を圧迫して殺害し、恵庭市の市道上で灯油をかけて焼いたとされる。


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