広島県警巡査部長がわいせつ疑い 逮捕公表せず 

 広島県内の警察署に勤務する30代の巡査部長の男が2月、知人の女性の体を触るなどしたとして、強制わいせつと住居侵入の疑いで逮捕されていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。県警は女性のプライバシー保護を理由に逮捕を公表していなかった。

 捜査関係者によると、巡査部長は2月下旬、知り合いの女性の家で、女性の体を触るなどした疑い。女性からの相談を受けて発覚した。容疑を大筋で認めている。

 県警監察官室は検察の刑事処分などを踏まえて、処分を決める方針。逮捕を公表しない理由について「被害者保護の観点から判断した」と説明している。


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