米大統領、対日貿易赤字に不満 EUには関税撤廃要求 

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は10日、ツイッターへの投稿で、日本との間の巨額の貿易赤字に不満を表明した。また、安倍晋三首相と日本の市場開放について議論したことを明らかにし、日本時間9日の電話会談を指すとみられる。

 別の投稿では、欧州連合(EU)に対し、米国からの輸出の妨げとなる貿易障壁や関税の撤廃を要求した。

 トランプ氏は「米国との貿易をもっと良くするために日本(市場)を開くことについて話し合った」と説明。米国が巨額の貿易赤字を抱えているのは「公正でなく、持続不可能だ」と訴える半面、「全てうまくいく」と楽観的な見方も示した。


  • LINEで送る