2018年3月9日 12:27 | 無料公開
国土地理院は9日、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(1421メートル)の火口内側にできた盛り上がりの直径が拡大し、約650メートルになったと発表した。専門家はこの盛り上がりを溶岩ドームとしている。 国土地理院が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち2号」の観測データを基に分析。溶岩ドームは7日午後1時ごろに直径約550メートルだったが、9日午前0時10分ごろには、同650メートルまで大きくなっていた。 6~7日の時点で火口東側に接していたものが、北西側に広がっているという。