2018年2月28日 23:13 | 無料公開
がんの10年生存率
国立がん研究センターは28日、2001~04年にがんと診断された人の10年生存率は全体で55・5%だったと発表した。昨年の調査より1・3ポイント上昇した。今後も新たな抗がん剤の開発など、医療の進歩で少しずつ改善していくとみられる。ただ喫煙対策や、早期発見のための検診受診率の向上が依然、課題となっている。
全国20施設で診断、治療を受けた約5万7千人のデータを集計した。
部位別では、前立腺がん(92・4%)、甲状腺がん(86%)、乳がん(82・8%)などで比較的高かった。