沈痛な面持ちでキャンプへ 母校で銃乱射のカブス・リゾ選手 

母校での銃乱射事件について記者会見する大リーグ、カブスのリゾ選手=19日、米アリゾナ州メサ(シカゴ・トリビューン/TNS提供・ゲッティ=共同)

 【メサ(米アリゾナ州)共同】銃乱射事件が14日に起きた米南部フロリダ州パークランドの高校の卒業生である大リーグ、カブスのアンソニー・リゾ選手(28)が19日、アリゾナ州メサでキャンプインに際して記者会見し「元の生活に戻ろうと懸命に努力している地元の人たちを誇りに思う」と語った。事件直後にアリゾナ州からフロリダ州に飛び、支援活動をしていた。

 被害者の遺族と会ったそうで「今までで最もつらかった。何と言っていいか分からなかった」と沈痛な面持ち。「これだけ銃撃事件が起きて何か変化が必要だ」とも発言したが、銃規制を求める政治的なものではないという。


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