2018年2月15日 20:28 | 無料公開
新作歌舞伎「GOEMON ロマネスク」に出演する片岡愛之助さん(右)=15日、徳島県鳴門市(協力 松竹株式会社)
大塚国際美術館(徳島県鳴門市)で15日、歌舞伎役者片岡愛之助さん出演の新作歌舞伎「GOEMON ロマネスク」が初上演された。和洋のコラボレーションをコンセプトに同館が2009年から始めた「システィーナ歌舞伎」の第8回公演で、バチカンのシスティーナ礼拝堂を模したホールで行われた。
作品は2部構成で、作・演出は水口一夫さん。石川五右衛門がスペイン人神父の息子だったというユニークな設定。愛之助さんが神父と五右衛門の2役を演じ、父を追ってスペインに渡る五右衛門の活躍を描いた。
天使などを描いた天井画を背景にし、ホールの中心に置かれた舞台の四方を客席で囲んだ。