スピード高木美帆が銀メダル 得意の1500m、平昌五輪 

高木美帆

 【平昌共同】平昌冬季五輪第4日の12日、スピードスケート女子1500メートルで高木美帆(23)=日体大助手=が銀メダルを獲得した。日本のスピードスケート勢では2大会ぶりで、自身初の表彰台となった。

 高木美は15歳の中学3年生だった2010年にバンクーバー五輪に初出場して注目を集めたが、続く14年ソチ五輪では代表落ちを経験した。悔しさをばねに世界屈指のオールラウンダーに成長し、最も得意とするこの種目では今季出場したワールドカップ(W杯)で4戦全勝の快進撃。狙った金メダルには届かなかったものの、複数のメダル獲得を期待される今大会でまずは一つ目を手に入れた。


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