「白鷺城」望み1万人マラソン 震災被災地の小学生も招待 

姫路城を背に走るランナーたち=11日、兵庫県姫路市

 兵庫県姫路市で11日、「世界遺産姫路城マラソン2018」が開催され、約1万1千人のランナーが快晴の下、国宝の大天守を望むコースを駆け抜けた。東日本大震災の後、姫路市が職員派遣などの支援を続ける宮城県石巻市の小学生も昨年に続いて招待され、2キロのコースを走った。

 姫路城マラソンは、「平成の修理」が終わった2015年に始まり4回目。タレント間寛平さんも5キロを走り「今年の姫路城が一番きれい」と満足そうだった。

 石巻市の小学生は24人が完走。6年生の男児(12)は「石巻は空き地にも家がいっぱい建ってきた。ファイトの声援で元気が出た」と笑顔で話した。


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