区立小「制服」にアルマーニ 銀座、「負担重い」と苦情 

東京・銀座の中央区立泰明小学校が採用を決めた「アルマーニ」デザインの制服(東京都中央区教育委員会提供)

 東京・銀座にある中央区立泰明小学校がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインした高額な“制服”を今春から採用することを決め、保護者から「負担が重すぎる」との苦情が寄せられていることが8日、区教育委員会への取材で分かった。他に帽子やバッグなどを含めると一式8万円を超え国会で野党議員が取り上げるなど物議を醸している。

 区教委によると同小の制服は着用が義務付けられていない標準服。校長から昨年夏に変更意向を伝えられた。区教委はPTAや地域住民と十分話し合うよう指導したがその後、保護者から「なぜアルマーニなのか」「十分な説明がない」などの苦情が5件あった。


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