辺野古移設、賛否を明言せず 沖縄の新名護市長が初登庁 

沖縄県名護市役所に初登庁した渡具知武豊市長=8日午前

 沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設が争点となった名護市長選で安倍政権が支援し、移設反対派の現職を破って初当選した渡具知武豊氏(56)が8日午前、市役所に初登庁した。移設問題への言及を避けてきており、この日も賛否を明言しなかった。

 渡具知氏は登庁後、市長室で記者団の取材に応じ、辺野古移設問題について「ずっと尾を引いてる。どういった努力をすれば(移設容認派と反対派の)分断がなくなるのか私の考えを丁寧に説明していくことが必要だと思う」とだけ述べた。


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