囲碁、井山が世界一へあと1勝 LG杯決勝 

井山裕太碁聖

 囲碁の国際棋戦、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝3番勝負の第2局は7日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、全七冠を保持する井山裕太碁聖が309手で中国の謝爾豪五段に白番半目勝ちし、対戦成績を1勝1敗として世界一へあと1勝とした。

 第2局は序盤から激しい競り合いとなった。終始、井山碁聖が押され気味だったが、粘り強く戦い、決め手を与えなかった。終盤、接戦になり、際どく井山碁聖が最少差で勝利をつかんだ。

 LG杯は持ち時間が長い主要国際棋戦で、32人でトーナメントを争う。井山碁聖は今回、初の主要国際棋戦優勝が懸かっている。

 最終の第3局は8日に同所で行われる。


  • LINEで送る