栃ノ心の故郷ジョージアの村歓喜 母と妻、涙浮かべて祝福 

栃ノ心関がプリントされた服を着る娘のアナスタシアちゃん(栃ノ心関提供)

 【ムツヘタ(ジョージア中部)共同】大相撲初場所で初優勝した西前頭3枚目の栃ノ心関(30)=本名レバニ・ゴルガゼ=の故郷ジョージア(グルジア)の実家では27日、母ヌヌさん(51)や妻ニノさん(30)、近所の住民らがインターネットの動画中継で観戦し、涙を浮かべて勝利を祝った。

 優勝が懸かった大一番。心配そうな表情の家族らは勝利の瞬間、拍手や万歳のポーズで喜びを爆発させた。時折途切れるネット環境の中で優勝を見守ったヌヌさんは「教会に通い、勝利を祈っていた。不断の努力の結果だと思う」と十字を切り感謝した。

 医師のニノさんは現在、育児の傍ら日本語を勉強中という。


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