日本、18年は1・2%成長 IMF、予想を上方修正 

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は22日、世界経済見通しを改定し、日本の実質経済成長率を2018年が1・2%、19年は0・9%と見込んだ。世界経済の拡大に伴う輸出の増加が成長に寄与すると予想し、昨年10月時点からそれぞれ0・5ポイント、0・1ポイント上方修正した。ただ、推計で1・8%成長だった17年より減速する。

 日米欧の景気が想定していたより上向いているため、世界全体の成長率も上方修正し、18年、19年がそれぞれ3・9%になると見込んだ。

 世界全体の貿易量の予想も引き上げ、前年比で18年を4・6%増、19年を4・4%増とした。


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