2018年1月22日 15:11 | 無料公開
「タイトルは『野球部』なのに、ほとんど野球をしなかった」と話す(左から)山本涼介、須賀健太、小関裕太=東京都内
高校の野球部を舞台に“おバカ”な男子3人のほのぼのした日常を描いた映画「ちょっとまて野球部!」の公開に合わせ、3人を演じた須賀健太、小関裕太、山本涼介が「自分たちの高校時代を思い出しながら、楽しく演じた」と、和気あいあいの撮影を振り返った。
実生活でも同じ高校の先輩後輩として、仲良しだったという3人。“キングオブバカ”と呼ばれる大堀を演じた須賀が「自分はここまでバカじゃなかった…」と言いかけると、小関がすかさず「健太君、掃除の時間に一人で(ミュージカル)『ライオンキング』踊ってたよね」と実態を暴露。
後輩に恥ずかしい過去をばらされた須賀は、苦笑しつつ「(大堀は)自分とあまり変わらない」と発言を“修正”した。山本は当時、短かった須賀の髪をよく触っていたという。「当時からの仲の良さが、そのまま画面に出ていると思います」
夏休み前の数日間を描いた作品だが、撮影は冬。わずか6日間のハードスケジュールだったという。屋外で着替える場面では、カイロを貼れる場所も限られ、震えながら演じた。「寒さで口が回らなかった」と須賀。
天候の都合で急に撮影の順番が変わり、慌ててせりふを覚えたことも。須賀は「5分で7ページ(頭に)入れた。もちろん、細かい言い回しは適当だったけど、かえって自然な演技になって良かった」と自信を見せた。
映画は27日公開。