強奪事件の空バッグ見つかる 名古屋の路上で2千万円 

 名古屋市中村区の路上で、同市東区の無職の男性(68)が襲われ、現金2千万円の入ったバッグが奪われた強盗致傷事件で、空のバッグが襲われた地点から約100メートル離れた場所で見つかっていたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 バッグは通行人が発見、被害者が現金を入れていたものと確認された。現金は抜き取られていたという。

 現場近くを走り去る人物が防犯カメラに写っているのも既に確認されている。中村署は顔見知りによる犯行の可能性もあるとみて捜査している。

 男性は16日午後8時40分ごろ、客として訪れた中村区の飲食店を出て約10メートル離れた路上で被害に遭った。


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